「パイロットって、語学堪能で超頭がキレて、
特別なセンスを持っているエリートしか
成れないんでしょう?」…→ これウソです。


これ、数十年前、誰かが勝手に作ったファンタジー神話です。
そうやって生まれてきた人なんか世の中に一人もいません。
まず、パイロットとは単なる乗り物の運転手です。単なる機械の
オペレーターなんです。

「でも、空を飛ぶのだから、やっぱり
特別でしょう?」

わかります。その疑問。 でも、ちょっと観点が違います。




パイロットが特別な翼を持っていて、強靭な筋力で飛ばしている
わけではなく、最初から飛ぶように作られている乗り物に乗って
いるだけなんです。

飛行機のプロペラや、ヘリコプターのローターを回すエンジンと、
航空機の姿勢を制御するコントロール装置の調整
をしているのがパイロット。

これを車に例えればわかりやすいと思います。
ドライバーが車という箱を担いで走っているのではなく、エンジン
がタイヤを回し、ドライバーは方向と速度を制御している。
だから車は走る、曲がる、止まる、と同じことなのです。

皆さんは最初から上手に自転車に乗れましたか?
はたまた、パソコンの操作は出来ましたか?
そんな天才はどこにもいません。どんな事でも一つずつ覚えて
きたし、一つずつ出来る様になったはずです。

ですから、当たり前のことを当たり前にやる。
逆に、しちゃいけないことは絶対にしない。
そんな当たり前の一般常識を持っていることが、まずパイロットに
成るための資質なんですね。

では、次に求められる資質、「わりと悲観的だったりする」とは?
次のページで説明します! 

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