技能審査の為にどんな準備をすればいい?
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FAQ

 
審査を受けるには?
 
 受けないとどうなるか?

 費用は?

 不合格になったら?
 
 使用航空機は?

 具体的な審査方法は?

 合格基準は?

 どんな準備をすればいい?

 
審査員になるには?

有効期間は?

 

まず、口述審査で聞かれる事項について、再度勉強してください。
『出発前の確認』というものが航空法で定められていますが、海外ライセンスを国内ライセンスに切り替えた方で、以後あまりフライトしていない方はこの『出発前の確認』作業は馴染みの無いものだと思います。
使用航空機の整備状況や必要書類の確認は必須です。耐空検査の期限や実施時期、定時点検やTCD、SBの実施、またそれを確認するための書類の見方くらいは知っておきたいですね。飛ばした機体が『違法だった』ではシャレになりません。

使用する空港や場外離着陸場、空域などの理解も大切ですし、A.I.PやNOTAM等で飛行に関する制限なども把握しないといけません。
また飛べる気象状態なのか、は自分の命に関わります。

加えて審査で使用する航空機の制限事項、運用限界を知っておかないと、飛行中リミットオーバーしかねません。これをやったら飛行継続出来ませんので即審査終了ですし、場合によっては危険な状態に陥ります。当然、緊急時の操作手順を知らないとイザという時に何も出来ません。審査だから、審査員が乗ってるからって、何も起こらないとは限りませんから。
『勉強の仕方がわからない』という方は、ハートランドエアーにお問い合わせ下さい。

フライトに関してですが、安全に上がって、安全に降りて来られればいいです。なので基本的な練習はしておいて下さい。ただ、『基本計器飛行』で模擬レーダー誘導という科目があります。計器だけを見て飛行し、審査員が管制官役になって、高度や針路等を指示し、その指示通りに飛行しないといけません。
通常はIFRフードという、外の景色を遮断して計器しか見えなくなるツールを装着して計器飛行練習するのですが、審査ではIFRフード装着義務はありません。『審査員は受審者が外を見ず、計器だけを見て飛行しているかチェックするように』という事になっています。なのであまり露骨にカンニングされるとNGになります。
特にヘリコプターの場合、国内で訓練をしていない方はこの経験が無いと思います。決して難しくはないので、これを機会に基本計器飛行の練習は数時間した方がいいですね。



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